最終更新日 | 2021/3/13 | 訪問日 | 2013/12月 |
【割烹 まつむら】基本情報
かっぽう まつむら
住所:〒326-0801 栃木県足利市有楽町834−27
TEL:0284-42-3558
公式サイトなし Facebook
ゴ・エ・ミヨ 2021 (Gault&Millau)掲載店
【営業時間・定休日】
※最新情報ではないためお店にご確認ください
完全予約制です
営業時間
昼 月~土 12:00~13:00(ランチは前日までに要予約)
夜 月~土 17:00~23:00 日 17:00~22:00
定休日:第1・3日曜日
口コミ評価:Google 4.4点/5.0点
【こんな人におススメ】
◆本格派の天ぷらが食べたい
◆唸るほど美味しいお店に行ってみたい
◆足利で一番美味しいお店で食べたい
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【異次元のおいしさ! 天婦羅 まつむら】
「まつむら」は旧足利女子高の裏通り、裁判所の通り沿いにある和食料理のお店です。
鑁阿寺・足利学校から徒歩15分くらい、車で3分、足利インターから車で8分です。
学生時代の通学路でいつも暖簾を目にしていましたが、親世代がたまに接待で行く高いお店という認識しかなかく、足利に住んでいる時代には縁がありませんでした。魚は苦手で、日本酒も飲めなかったので・・・。
が、このブログを始めてから調べていると、食べログの口コミが軒並み高評価で気になり出したお店です。
ようやく念願かなって訪問することができました♪
※2013年12月の訪問ですので、現在とは異なります。
お店の外観
蔵造りのような和食のお店らしい雰囲気です。
看板にはフグのマークがありますが、冬はフグ料理も有名です。
入口を入ると右奥にお座敷席、正面にカウンター席があります。
カウンター席では、目の前で天婦羅を揚げる様子を見ることができます。
今回は思いつきで予約なしで行きましたが、早い時間だったためカウンター席が空いていたので助かりました^^
午後7時を過ぎると次々とお客さんがやってきたので、できれば予約をお勧めします。
お店はアラフィフ世代のご主人(二代目)と奥様で切り盛りしています。
先代の時にはそれほど高名なイメージはなかったのですが、ネット時代のおかげなのか。
食べログの書き込みはグンマー人ばかり^^ (2013年当時)
わざわざ食べに行きたいお店と言うことで、県外の方が有名なのでしょうか?
足利はそういうお店がいくつかあります♪
メニューは至ってシンプル。
おまかせコース
8,000円、10,000円、12,000円、15,000円の4コースのみです。(2013年当時)
裏メニューで2万円もあるとうわさでは聞きました(゜o゜)
※2022年は15,00円、20,000円、25,000円の3コースで、お酒を入れて予算3万円くらい見ていくといいと思います。
今回は10,000万円コースにしました。
まずは日本酒から。
冷で1合注文。
1合目は「美田」(栃木県)
あまりに美味しかったので3合目におかわり!
2007年IWSC国際酒類コンクールにて最高金賞受賞。の高級酒のようです。
美味しかったのですが、「美田」の方が勝っていました^^
お座敷席ではワインをボトルで頼んでいた方もいて、ここに来たらお酒を飲まないと始まらない!そんなお店のようです!(^^)!
以下、コースメニューの品々。
食べるのと撮影に夢中で肝心な素材をメモしてくるのを忘れてしまいましたが、雰囲気だけでも伝われば・・・。
しかも写真写りが悪くて済みません^^
1品目に出てきたのは、フグの皮のにこごりだったかなぁ・・・。
しょっぱなからゼリーの中のお出汁が上品な味で、
ここは別次元かも???と予感させる一品でした。
続いて
小皿に盛られた粗塩とかぼす?すだち?
それとお醤油。
お皿の柄が、笑っているおたふく顏になっていて、点眉もあるのが可愛らしい♪
このお皿どこかでも見た気がする・・・。
何が出てくるのかなと思ったら、
お皿の中央にちょこんと乗ったお刺身。
生ワサビと紫芽が添えてあります。
鯛のお刺身でいいんだよね…。さかなクン助けて(>_<)
甘みがあって程よい歯ごたえ。
たったの一切れで素材も腕も違うと思わせてしまう味でした。
お塩とお刺身がこんなに合うなんて(^^♪
続いてアオリ烏賊のお刺身。
解像度が悪い写真にもかかわらず、この色艶と透明感!
ヒダヒダはすべて包丁が入った跡です。
こんな甘いイカは食べたことがない!
海辺で食べる新鮮なだけのイカとは何かが違います!
うっ、これは何のお刺身だったろう・・・。貝類ですが、アワビじゃないよな。ミル貝かな。
表面をさっと炙ってあって、歯ごたえも抜群。
最後に〆鯖。
臭みが全くないです。
続いて天婦羅タイム♪
鍋を覆っているカバーがピカピカ!
出来る料理人のいるお店はお手入れも行き届いていますね~
初めに出てきたのは車エビ。
衣はサックサックで海老は甘くて美味しい♪
あと10本食べたい・・・。
太めのアスパラガス。
タダのアスパラガスがここまでうまいとは!
これは何だったかなぁ。フグだったかなぁ。
白身のお魚で中がふわっふわでした。
天婦羅にポン酢ともみじおろしの組み合わせは大好物なので、
家でも真似してみようかなと。
うっ、このお魚は・・・。
ムツや銀タラのような白身のお魚の西京焼きを海苔で巻いてあります。
ここでご飯をかき込みたくなる~
これは何だったかな。蕗のつぼみだったかな。
開いた蕗に比べると味が濃い感じがします。
初めに食べた車エビの足の素揚げが出てきました。
パリッパリで甘みがあって美味しいです♪
それにしても、揚がって来た時に和紙にほとんど油が付いていないのが凄い。
車海老の天ぷらを揚げている様子 動画
ホタテの貝殻を器に、椎茸とホタテかな・・・を卵とじ風にしたスープです。
出汁の加減が絶妙。またまたご飯が欲しくなる味。
ウニの磯部揚げです。
ウニの濃厚な甘みと海苔の風味が絶妙♪
こういう料理は海岸沿いの旅館でもあまり見かけないですね。
最後のお刺身はこれも分かりません^^
海苔に小ネギと胡麻を添えて出汁醤油がかかっているのですが、
家でも、お刺身をこんな風にアレンジして食べてみようかなと思う一品でした。
〆の食事はなめこのお味噌汁。
出汁もお味噌もウマ~~~♪
ご飯は白米ではなく、かき揚げの入ったお茶漬けでした。
これが絶品!
家でも真似してみよう(^^♪
デザートの苺まで美味しかったです♪
足利で一人1万円と聞くと、高い!と思いますが、
味はもちろん、使っている素材やメニュー構成を見ると、
年に1~2回の御馳走ならばむしろ安いと思います。
足利だからやっていける値段なのでしょう。
東京だったら、倍の値段を出してもがっかりするお店の方が多いと思います。
普段は和食の会席や割烹に行くことはめったにないのでそれほど比較できませんが、
旅館の和食料理はこれでもかと言うくらい食べていますので、
旅館で例えると、1泊5万円以上するレベルの宿の味かなと思いました。
寿司屋なのでちょっと違いますが、
芸能人の御用達で有名な銀座の「久兵衛」(食べログ)というお店に近年行った家族が言うには、
近いし安いし気負わなくていいし、味も全然引けを取らないと言っていました。
足利で美味しい和食を食べたい!値段は問わない!
という方であれば、真っ先におススメしたいお店です。
【天ぷら まつむら 2022リマスター版】
↓ ↓ ↓「まつむら」も掲載されているミシュランに並ぶグルメガイドブック
*情報は掲載時のものです。
変更されている場合がございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
アクセス
◆車
北関東道「足利IC」から9分、「太田桐生IC」から19分。
東北道「佐野藤岡IC」からR50経由32分。駐車場:店舗横に8台あり。
ドラぷら
◆電車
JR「足利駅」から徒歩13分、タクシー5分。
東武伊勢崎線「足利市駅」から徒歩25分、タクシー7分。
Yahoo!路線情報・あしバスアッシー時刻表
地図
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