犬を連れてちょっと登山にでも行って来ようかと、父は、赤城山に行くことに。
私は先日の勘違いで三夜沢町の赤城神社に行ってしまったので、
今回は大沼湖畔沿いの赤城神社にリベンジにお参りしに行きました♪
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赤城神社は赤城山麓に合わせて3つあります。
赤城神社(前橋市三夜沢町、旧県社)
赤城神社(前橋市富士見町赤城山、旧郷社)
二宮赤城神社(前橋市二之宮町、旧郷社)
今回は本に載っている電話番号に電話をかけ、
赤城山帳の社務所はやっているのか、直通電話はあるのか伺いました。
すると、直通電話はなく、ご祈祷の予約等は本に載っている電話に
お願いしますという事でした。
とりあえず、社務所はほぼ無休で常駐しているようです。
前橋の郊外、赤城方面に向かうと、もう一の鳥居がありました。
今回の赤城神社は、標高1342mの大沼畔にあります。
この日は、前橋市街は天気も良く、気温も10度くらいでした。
麓の登山道入口の駐車場も、休日のためほぼ満車。
皆さん、意気揚々と山に入って行きました。
しかし、山頂付近にあと2キロほどというところで、徐々に雪が舞い始め、
気温は-6度、路面は厚い氷で全面凍結しているような状態、
頂上の神社では、嵐のように風が吹いていました。
スタッドレス+4WDでも、ちょっと怖いと思います。
帰りは、装備をしていても怖くて立ち往生している車が数台ありました。
なので、冬季に出かける場合には事前に道路のコンディションを
調べておいた方がいいと思います。
ちなみに、神社のある大沼北側の道路が冬季は閉鎖されています。
犬と一緒に登山をしようと考えていた父は、
ダメだこりゃ~と一緒に神社にお参りすることに。
犬も、車の外に一瞬出たものの、吹雪におののいて
車に戻ってしまいました(^_^)
大沼にかかる神社の神橋(「啄木鳥橋」)です。
歩行者専用の橋です。
雪景色もいいですが、新緑や紅葉の季節は絶景ポイントですね。
神橋から境内へと向かう参道。
燈明が立ち並んでいますが、夜は明かりがついたら素敵ですね♪
さきほどの神橋はきれいに除雪されており、
神橋手前に車を停めて歩いて境内に向かうこともできますが、
この日は大吹雪でしたので、社務所脇の駐車場へと直行しました。
新雪でしたが、長靴がないと歩きにくいと思います。
この奥が社殿脇の駐車場で、境内までは50mくらいです。
が、この積雪&風です。
それでも何組かは参拝者がいました。
綺麗な朱色の社殿が見えてきました。
手水舎はこの通り、雪に埋もれており、水は出ていませんでした。
左側の真っ白な平地は大沼(おの)です。
雪が積もっていて、沼なのかすら分かりません^^
ですが、普段は朱色の神橋、社殿が沼の水面に映えて、
結婚式をするにはいい場所なんだろうなと想像がつきます。
子狛犬に前足をかけてます
こちらは毬
拝殿
御祭神:
主神:赤城大明神(下の4神)
―大國主命(おおくにぬしのみこと)
―磐筒男命(いはつつのをのみこと)
―磐筒女命(いはつつのめのみこと)
―經津主命(ふつぬしのみこと)
配祀
―大山祇神(おおやまつみのみこと)
―徳川家康公
同じ赤城神社でも、三夜沢町とは御祭神が異なります。
賽銭箱には、 73桐、16菊紋、三つ葉葵紋
ガラス戸から内側を撮影すると、さらに賽銭箱とおみくじ、その奥に本殿
朱色の社殿は塗り立てのように新しいですが、
もともとは大沼の南、大洞に社があり、こちらは昭和45年に建てられたものです。
なので、元の神社跡の方がパワーが強いと言われる方もいます。
山頂ですが、隣は大沼で、境内は見晴らしが良いので、
山の中の神社とは異なり、荘厳な雰囲気はあまり感じられず、
景観の良い神社で、女性的なやわらかい印象を受けました。
この間の三夜沢町の赤城神社とは全く別の神社のようです。
他にも境内社がいろいろあるようですが、今回は吹雪のため断念。
御朱印をいただきに社務所へ向かいます。
社務所も朱色で統一されています
奥には結婚式の控室
御守りの種類も豊富ですが、パワーストーンブレスの種類も豊富なのに驚きました。
特に水晶は、四神獣の彫刻入りで、直径10mm以上の
大きなブレスもあり、ちょっと心惹かれました^^
ローズクォーツノブレスも、色んなタイプがあって、好きな方は迷いそうですね。
御朱印
とても個性的でいい感じです♪
今度は雪のない時に神橋を歩いてゆっくりお参りしたいです。
【御神徳】
無病息災 ・ 病気平癒 ・ 開運招福 ・ 家内安全 ・ 商売繁盛 ・ 社運隆昌交通安全 ・ 旅行安全 ・ 工事安全
学業成就 ・ 試験合格 ・ 芸事上達 ・ 必勝 ・ 当選 ・ 良縁 ・ 縁結び ・ 子授け ・ 安産 ・ 子育て ・ 初宮詣 ・ 七五三
厄除け ・ 方位除け ・ 心願成就 ・心身健康他
【赤城神社由緒記】
上毛三山の雄赤城山は標高一八二八メートル関東平野北部に君臨する最初の霊峰である東西に長く裾を引く気品ある山容は古代神霊の宿る山として崇められたのも故なしとしない。山頂の大沼小沼は千古の神秘を湛え、全山原始の面影をとどめ幾多の信仰と伝説を秘めてき た。一方遠く万葉の歌人に詠まれてから今日まで幾多知名人の文筆と彩管によって天下に紹介されてきた誇り高き山である。古代の自然神は赤城大明神と沼神の赤沼大神として祀られたと考えられる。第十代崇神天皇第一皇子豊城入彦命が東国経営の大任を帯びて上野国に移られた時すでに山と沼の霊を奉斎したと伝えられ、更に允恭用明両天皇の御宇社殿を創設し平城天皇大同元年に山頂大洞に神域を定めて遷座奉斎すると伝えられる。尓来朝野の崇敬を受け戦国時代の前橋城主をはじめ天正十八年の平岩氏慶長六年の酒井氏寛延二年の松平氏とそれぞれ崇敬し、特に後に幕閣の大老職に就いた酒井雅楽頭忠清は寛永十八年三月山火事によって類焼した社殿を新造営し併せて神田を寄進し、松平氏もまた毎年祭粢料を献し奉幣使を派遣するを例とした。江戸時代に徳川家康公を合祀し大洞の赤城神社として山麓諸村の信仰によって守られ明治時代に入り赤城山が観光客を迎えるようになると、一層有名になったが社殿 が頽廃したため昭和四十年新たに神域を小鳥ケ島に移す議が起こり、昭和四十五年旧社地大沼南畔の大洞より現在地に奉遷したことは碑陰の遷宮の記に記した通りである。~案内板より
大沼に架かる神橋
*情報は掲載時のものです。
変更されている場合がございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
群馬県前橋市富士見町赤城山4−2
TEL:027-287-8202(9:00~16:30)
*電話は赤城山の社務所ではなく、前橋市街地の本宮です。
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