このページでは、足利市出身者の文化人・映画関係者棟をご紹介します。
最終更新日:2020/11/16
記事作成日:2013/10/14
【想田和弘 映画監督】
管理人コメント:かなり硬派な社会派ドキュメンタリーを手掛ける映画監督です。以前、このサイトで取り上げられた後に足利市内の助戸公民館や市民プラザで上映会が行われましたようですが、一般人はついて行けたのか感想が知りたいところです。
想田和弘(ソウダカズヒロ) Twitter
1970年栃木県足利市生まれ。東京大学文学部卒業後渡米、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒業。93年からニューヨーク在住。NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手掛けたのち、台本・ナレーション・BGM等のない、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの手法で『選挙』(2007)を完成させる。同作は世界200カ国近くでテレビ放映され、アメリカでは優秀なテレビ番組に与えられるピーボディ賞を受賞、各地の映画祭でも高い評価を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
◆映画
精神0 2020年
「こころの病」とともに生きる人々がおりなす悲喜こもごもを鮮烈に描いた『精神』から 10 年———映画作家・想田和弘が、精神科医・山本昌知に再びカメラを向けた。 『精神』(08年)の主人公の一人である山本昌知医師が、82 歳にして突然「引退」することになった。様々な生きにくさを抱えた人々が孤独を感じることなく地域で暮らしていける方法を長年模索し続けてきた。彼を慕い、「生命線」のようにして生きてきた患者たちは戸惑いを隠せない。引退した山本を待っていたのは妻・芳子さんと二人の新しい生活だった…。精神医療に捧げた人生のその後を、深い慈しみと尊敬の念をもって描き出す。
ザ・ビッグハウス [DVD] 2018年
全米最大のアメリカンフットボール・スタジアムを舞台に描かれるアメリカ合衆国の光と影──
「観察映画」史上最高のス・ペ・ク・タ・ク・ル! ディス・イズ・ア・メ・リ・カ!
【あらすじ】
ついに想田和弘がアメリカで観察映画を撮った。しかも舞台は、全米最大のアメリカンフットボール・スタジアム、通称“ザ・ビッグハウス”。
パブリック・アイビーと称される名門ミシガン大学が誇るウルヴァリンズの本拠地だ。収容人数は10万人以上、地元アナーパー市の総人口に迫る。
想田を含めて17人の映画作家たちが廻すキャメラが捉えたダイナミックなプレイ、熱狂する観衆、バックヤードで国民的スポーツを支える実に様々な人々…。
それらの映像群が、想田の大胆かつ緻密なモンタージュによって、まるで巨大な生命体のように機能するスタジアムの全貌を描き出していく。
それは現代アメリカの縮図でもある。教育とスポーツとビジネスの関係。人種や階級、格差、宗教問題。台頭するナショナリズムやミリタリズム…。
アメリカが誇る文化と抱える問題とが、“ザ・ビッグハウス”という小宇宙に浮かび上がる。
奇しくも撮影は2016年の秋、ドナルド・トランプ大統領誕生へと至る選挙戦の最中に行われた。
港町 2018年
生きて、死ぬ。死んで、生きる。
【あらすじ】
比類なき映画体験。ドキュメンタリーの驚天動地。
美しく穏やかな内海。小さな海辺の町に漂う、孤独と優しさ。やがて失われてゆくかもしれない、豊かな土地の文化や共同体のかたち。そこで暮らす人々。
静かに語られる彼らの言葉は、町そのもののモノローグにも、ある時代のエピローグにも聞こえる。そして、その瞬間は、不意に訪れる……。
監督は、イタリア、カナダ、中国などでレトロスペクティブが組まれるなど、国内外で高い評価を受ける映画作家・想田和弘。
2018年のベルリン国際映画祭への正式招待が早々と決まった本作は、作品を重ねるごとに進化を続ける「観察映画」の新境地であり、同時に、現代映画のひとつの到達点である。
しかし、我々は、この映画体験の美しさと比類のなさとを語る言葉を未だもてずにいる。あなたは、どうか?
牡蠣工場 2015年
世界的に注目を集める「選挙」「精神」の想田和弘監督が贈る“観察映画”第6弾。瀬戸内海に臨む美しい港町、岡山県牛窓。ここで牡蠣工場を営む漁師の平野さん。懸案だった後継者問題は、震災で家業の牡蠣工場が壊滅的打撃を受け、宮城から移住してきた一家が継ぐことに。一方、つらい3Kの仕事に、なかなか若者の働き手は見つからない。漁業の高齢化に加え過疎化も進む中、新たな労働力として中国人の若者を迎えるが…。小さな牡蠣工場を取り巻く世界を静かに見つめ、少しずつ変わりゆく日常を通して、日本が直面する様々な問題を浮かび上がらせていく。
選挙2 [DVD] 2013年
カネなし、組織なし、看板なし。「普通の主夫」山さんが、怒りの再出馬!
「震災後の私たち」と巻き込まれる「観察映画」
選挙費用は総額8万4720円。スローガンは脱原発。
想田和弘監督が再び挑む、知られざる選挙の裏側。現代ニッポンの限界と可能性。
舞台は、2011年4月の川崎市議会選挙。震災で実施が危ぶまれた、あの統一地方選挙だ。
映画『選挙』(07年)では自民党候補だった「山さん」こと山内和彦が、完全無所属で出馬した。
スローガンは「脱原発」。自粛ムードと原発「安全」報道の中、候補者たちは
原発問題を積極的に取り上げようとしない。小さな息子のいる山さんはその状況に怒りを感じ、
急きょ、立候補を決意したのだ。かつて小泉自民党の組織力と徹底的なドブ板戦で初当選した山さん。
しかし、今回は違う。組織なし、カネなし、看板なし。準備もなし。選挙カーや事務所を使わず、
タスキや握手も封印する豹変ぶりだ。ないないづくしの山さんに、果たして勝ち目は?
2011年4月の川崎市議会選挙に再出馬した“山さん”こと山内和彦。原発問題を取り上げようとしないほかの候補者たちに対し、「脱原発」を掲げて選挙活動を行う彼の奮闘を追ったドキュメンタリー。
演劇vs.映画 ドキュメンタリーは「虚構」を映せるか [ 想田和弘 ] 2012年
内容:『選挙』『精神』『Peace』と続々話題作を生み出している想田監督が次なる被写体としたのは、平田オリザ率いる劇団・青年団。気鋭の映画作家はこの「プロの演劇集団」とどう格闘したのか?四年に及んだメイキング過程を明かす書き下ろしに加え、豪華メンバーとの対話を掲載。ドキュメンタリー論の新たな地平を開く。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1幕 映画『演劇』に至る道/第2幕 「ありのまま」の入れ子構造/第3幕 編集で紡ぎ出される「リアル」/第4幕 観察映画が四つに組んだ「過剰さ」-対談 宇多丸(ライムスター)/第5幕 虚構を支える技術ー鼎談 岩城保、杉山至/第6幕 俺、こんなには働いてないでしょう?-対談 平田オリザ/第7幕 青年団で演じるー座談会/第8幕 この仕事が好きなわけー対談 岡田利規
Peace [ 想田和弘 ] 2010年
【解説】
『Peace』は人の心を動かす並外れた力を秘めた静かな映画だ。- 香港国際映画祭審査員団誰もが等価で無二であるという当たり前が、きっと平和。- 小島慶子(ラジオパーソナリティー)「平和って何だろう?どうしたらみんなが共存できるの?」 韓国の映画祭から問いを向けられた想田和弘監督(『選挙』『精神』)は、岡山で暮らす人々や猫たちの日常にカメラを向けた。柏木家に住みついた野良猫グループと、突如現れた「泥棒猫」との確執。91歳で一人暮らしをする橋本至郎と、彼をケアする柏木夫妻。その夫妻自身にも迫る老い。そして、橋本の脳裏に突然蘇った、兵隊としての記憶ーー。台本無しで回される想田のカメラは、彼らの人生や“ニャン生”に訪れる大切な瞬間に奇跡的に立ち会う。観る者は、戦争と平和、生と死、拒絶と和解、ユーモアと切なさが同居する「生の時間」を体感し、「共に生きる」ことの難しさと可能性に思いを巡らせる。想田流「観察映画」の最新作!
【解説】
平和へのヒントは野良猫たちから教わった。世界が笑って泣いた、ドキュメンタリー映画の傑作!
精神 [ 「こらーる岡山」のみなさん ] 2008年
NY在住の映像作家・想田和弘監督による観察映画第2弾。格差社会の結果として生まれた“ニート”“ネットカフェ難民”“ワーキング・プア”といった現代人の姿を、ナレーションや音楽を一切使用せず映し出していく。
【ストーリー】
「正気」とは?「狂気」とは?外来の精神科診療所「こらーる岡山」に集う様々な患者たち。病気に苦しみ自殺未遂を繰り返す人もいれば、病気とつき合いながら、哲学や信仰、芸術を深めていく人もいる。涙あり、笑いあり、母がいて、子がいて、孤独と出会いがある。そこには社会の縮図が見える。代表である山本昌知医師のモットーは、「病気ではなく人を看る」、「本人の話に耳を傾ける」、「人薬(ひとぐすり)」。『精神は』診療所の世界をつぶさに観察。「正気」と「狂気」の境界線を問い直すと同時に、心の傷はどうしたら癒されるのか、正面から問いかける。
【解説】
これまでタブーとされてきた精神科にカメラをいれ、「こころの病」と向き合う人々がおりなす悲喜こもごもを、モザイク一切なしで鮮烈に描いた日本初のドキュメンタリー!
選挙 [ 想田和弘 ] 2007年
内容:東京で切手コイン商を営む40歳の山内が、成り行きから自民党公認の候補として川崎市議会議員補欠選挙に出ることに。そんなドブ板選挙を戦い抜く彼の姿をとらえていく。地方選挙の内幕に迫った異色のドキュメンタリー。
【解説】
民主主義の原点であり、日本社会の縮図とも言える地方選挙の内幕に迫る異色ドキュメンタリー。舞台は、川崎市議会議員補欠選挙。主人公は、東京で気ままに切手コイン商を営んでいた40歳の男性、山内和彦さん。政治とはまるで無縁だった山内さんが、ほとんど成り行きから自民党公認候補となり、縁もゆかりもない川崎の地で、地元のベテラン議員や秘書をはじめ、自民党の諸先輩方々の指導を仰ぎながら、時に滑稽にさえ見えてくる過酷な“どぶ板選挙”を戦い抜く姿を、一切のナレーションを廃し、ひたすら“観察”に徹してカメラに記録していく。
制作国: アメリカ 制作年:2007年
【菊地健雄 映画監督】
1978年足利市生まれ。明治大学政治経済学部を卒業。映画美学校第5期高等科を修了。『ヘヴンズ ストーリー』『岸辺の旅』『舟を編む』などの作品で助監督を務めた。
2015年、『ディアーディアー』で長編映画監督デビュー。2016年、監督作品『ハローグッバイ』が第29回東京国際映画祭の「日本映画スプラッシュ」部門で上映された。同作は2017年に一般公開された。2017年、二宮健監督の『MATSUMOTO TRIBE』に本人役で出演した。同年、貫地谷しほりと大東駿介を主演に迎えた監督作品『望郷』が公開された。Twitter
体操しようよ [ 草刈正雄 ] 2018年
【ストーリー】
定年退職し「はじめての家事」「地域デビュー」に果敢に挑むシングルファーザー・佐野道太郎(60歳)。妻に先立たれ18年、娘と二人三脚で円満な家庭を営んできたつもりだった……が、定年退職の日に娘からエプロンを手渡され家事デビュー。さらに娘には恋人がいたことも知り、ショックを受ける。定年後の“自由”に戸惑いつつ、ひょうんなことから地元でラジオ体操デビュー。個性的なラジオ体操会会長、子供からご近所さん、そしてみんなに愛される体操会のマドンナなど、様々な世代の人々と関わり、新たな世界を知り変わっていく……。
【解説】
親子はずっと一緒にいられるわけじゃないのよ/定年退職した日、娘から手紙が…「お父さん、一人で生きていけるようにならないとね…」/はたして父は愛する娘の思いに応えられるのか?/誰もが、笑って、泣いて、幸せになる珠玉の感動作/初めて歩いた日。/たくさんの幸せをくれた娘。/自分で幸せをつかむその日が来る…。
望郷 2017年
「告白」などで知られる作家・湊かなえの連作短編集の一部を映画化。ある島で暮らす主婦と、その島に戻ってきた中学校教師を軸に、2組の親子の過去と未来が描かれる。同じく湊の小説を原作とする『白ゆき姫殺人事件』でも共演している貫地谷しほりと大東駿介が主演を務め、木村多江、緒形直人らが共演。『ハローグッバイ』などの菊地健雄監督がメガホンを取る。
MATSUMOTO TRIBE(2017年)
*本人役で出演
Beyound the Truth
嘘が現実を超えるー。
あなたの概念を覆す、驚きと歓びに満ちた85分。
すべての映画ファンを刺激する究極のスパルタムービー誕生。
ハローグッバイ [ 萩原みのり ] 2016年
<ストーリー>
高校2年生の夏。はづきと葵は、同じクラスにいながらも友達ではない正反対の二人。
「いつでも相談のるからね」「うちら味方だし」そんな言葉が飛び交う友達グループにいて、
クラスでも目立つ存在のはづきと、それとは対照的にいつも一人ぼっちで、
はづきたちに厄介事を頼まれては断れずにいる優等生の葵。
そんな二人には、それぞれ誰にも言えない秘密がある。
はづきは元カレとの子供ができてしまったかもしれないことを独り悩み、
葵は忙しくて家庭を顧みない両親への寂しさを紛らわす為に万引きを繰り返していた。
ある日の学校帰り、葵は一人の認知症のおばあさんとぶつかってしまう。そこを偶然通りがかったはづき。
二人は道に迷ったおばあさんを家に一緒に送り届けることに。
やがて、世代を越えた不思議な「友達」関係が始まる。
懐かしそうに、あるメロディーを口ずさむおばあさんが、
想いを伝えられなかった初恋の人へしたためたラブレターを大切に持っていることをはづきと葵は知る。
二人はそのラブレターをおばあさんの初恋の人に渡すため、
おばあさんの初恋の人を一緒に探そうと決心する…。
<キャスト>
萩原みのり 久保田紗友
渡辺シュンスケ 渡辺真起子 小笠原海(超特急) 岡本夏美 松永ミチル 望月瑠菜
桐生コウジ 池田良 川瀬陽太 / 木野花
もたいまさこ
ディアーディアー 2015年
【STORY】
山あいの長閑な町。この地にかつて「リョウモウシカ」と呼ばれる幻のシカが居たという。
シカを発見した三兄妹は一躍時の人となるが、やがて目撃は虚偽とされ、三人には「うそつき」というレッテルが貼られる。
それから二十数年後、三人は別々の人生を歩んでいた。
シカ事件で精神を病んでしまった次男の義夫(斉藤陽一郎)は病院暮らし。
末娘の顕子(中村ゆり)は駆け落ちの果てに酒浸りの生活。
長男の冨士夫(桐生コウジ)は家業の老朽化した工場と莫大な借金を背負っていた。
父危篤がきっかけで久々に再会する三人だが、顕子の元カレや義夫の同級生らが絡み、葬儀中に騒動が巻き起こる。
再び岐路に立たされた三兄妹の行く先は…。
主演に『パッチギ! LOVE&PEACE』などの中村ゆりを迎え、青山真治組常連の斉藤陽一郎、
山下敦弘作品に欠かせない山本剛史、北野映画で存在感を示す桐生コウジと柳憂怜ら男優陣が脇を固め、
今をときめく染谷将太とハリウッドで活躍中の菊地凛子も友情出演で華を添える。
錚々たる面々に支えられ、故郷足利市を舞台に挑んだ新人監督渾身の意欲作。
【中山賢一 映画プロデューサー】
「映像のまち あしかが」が2015年7月から発足するきっかけとなったプロデューサーです。
2013年頃、中山さんが手がけていた「桜、ふたたびの加奈子」という映画のロケが足利で行われました。その記事を書いている際に、足利出身の映像関係者が多いということに気づき、足利出身の著名人ををまとめていたところでした。それまでも映画に携わる人が多く、足利でロケが敢行された作品も多いのですが、その後、「映像のまち あしかが」が本格的に始動して、数多くの作品が足利で撮影されるようになり、今に至ります。
「じんじん其の2」
2017年 公開中
「その1」は足利ロケでしたが、「その2」は神奈川県秦野市のメインロケです。
【ストーリー】
ヤクザの葬式とは知らずに会をとりなす葬儀屋たち、故人の残した遺書の内容で揉める親族・知人・息子。婚期を迎え、好条件の見合いに目がくらむ女と、運悪く浮気が発覚する男。成人式というハレの日に、スーツでなく特攻服で行こうとする息子と、それを必死に止める両親。出来ちゃった結婚をし、出産を控えた妻の元へ向かう夫と、あからさまに八つ当たりをする義父。ひとりの女性をめぐり、超一流のプロ野球選手に無謀な野球勝負を挑む、うだつのあがらないフリーター男。一種風変わりな登場人物たちは、どこか共感できる悩みを抱いた普通の人々ばかり。そんな悩める人々が惑う様子をコミカルに描ききった、泣き笑いのヒューマンコメディ!
【解説】
きっと人生が愛おしくなる、笑って泣ける感動のヒューマンコメディ!!
出演:中井貴一/柳葉敏郎/大地康雄ほか
監督:陣内孝則
脚本:喜安浩平
公開:2016年
全編足利ロケの作品です!
TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)【Blu-ray】 [ すきやばし次郎 ]
<ストーリー>
世界7カ国9つの国際映画祭で上映され絶賛された、注目のフード・ドキュメンタリー。
世界一の魚市場と称され、世界中のトップシェフから観光客まで多くを魅了する”築地市場”。
撮影困難といわれる築地に、初めて1年4ヵ月に渡る長期撮影を敢行。
そこに集う魚のプロフェッショナルたちの日々の営みと、彼らの使命感に満ちた、熱き生き様に迫る。
豊かな四季と世界で唯一無二の市場の姿を通して、知られざる日本の食文化の神髄に迫る傑作ドキュメンタリー!
<キャスト>
築地で働く人々(仲卸ほか) / すきやばし次郎 鮨さいとう すし匠 第三春美鮨 ?寿司 石かわ 銀座小十 神宮前樋口 ESqUISSE みかわ是山居 道場六三郎 レネ・レゼピ(ノーマ) ふぐ料理浅草みよし 新田亜素美 森田釣竿 テオドル・ベスター(文化人類学者) 服部幸應 山本益博 犬養裕美子 岩村暢子ほか
<スタッフ>
監督・脚本・編集:遠藤尚太郎 音楽:Takahiro Kido
公開:2016年10月1日
面白そうな映画です!!
【ストーリー】
とある町に佇む小さな“スナック小夜子”。今夜もその灯りを求めて、さまざまな常連客が集ってくる。そんな“スナック小夜子”をオープンしたのは、ママの真奈美がシングルマザーとして娘・小夜子を育てるためだった。20年前、オカマのショーパブで舞台スタッフをしていた真奈美は、スター・ダンサーであるエンジェルと仕事仲間として友情を分かち合っていたが、エンジェルがタイへ出発する前夜、酔っぱらってしまったふたりは、いつのまにか男女の関係に……。生まれた娘・小夜子は、自分の父親のことは知ることもなく成長し、高校卒業とともに母を残して東京でひとり暮らしを始める。数年後、いくつかの恋に破れ実家にもどってきた小夜子は、“スナック小夜子”が借金だらけで閉店しなければならないことを知り、隣町で大人気のオカマバー“シャープ”をまねて、ホステスの亮子と“偽オカマバー”として再起をかける。その計画を真奈美に猛反対された小夜子は真奈美の昔の友人である、オカマのエンジェルに力を貸してほしいとお願いする。数日後、エンジェルはミラーボールとともに“スナック小夜子”にやってくる。エンジェルの厳しい指導のもと、小夜子と亮子は“偽オカマダンサー”として大変身。毎夜多くの客が足を運び、“偽オカマバー”作戦は大成功! しかし……、オカマに扮した本当は女性の小夜子と亮子の運命は? そして、オカマの父? エンジェル、スナックのママを続ける母真奈美、恋多き娘小夜子の不思議な家族の未来は?
【解説】
<偽>オカマバー、はじめました。/母はスナックのママ、父はオカマ?ちょっと不思議な家族と<スナック小夜子>に集まる人たちの物語。
出演:須藤理彩/安田顕/藤本泉ほか
監督:原桂之介
脚本:原桂之介
公開:2014年
じんじん
【ストーリー】
大道芸で伝統芸能を伝える主人公(大地康雄さん)は、離婚前の6歳までの娘の記憶しかなかったが、農業研修でやってきた高校生の娘(小松美咲さん)と偶然に再会し、北海道の大自然と触れ合ううちに親子の絆を取り戻すという内容です。
公開:2013年7月
大々的に足利でロケが行われた初めての作品と言ってもいいかもしれません。この映画は大手配給会社を通さず、全国津々浦々口コミで伝わっていけばいいという変ったコンセプトのもとに製作され、いまだにDVDやブルーレイの販売はされていません。
参考記事:映画「じんじん」のロケ地in足利
【ストーリー】
桜の季節。容子(広末涼子)は、小学校入学を前にした娘・加奈子を不慮の事故で亡くしてしまう。/自分を責め、思いつめた容子は、不思議なことを言い始める。「加奈子はここにいる」。/夫の信樹(稲垣吾郎)は、そんな容子を救い出したいと願いながらも、現実を受け入れようとしない容子に苛立ちを募らせる。/「可奈子は、もういないんだ」。そう言い聞かせるが、容子は変わらなかった。/ある日、容子は正美(福田麻由子)という女子高生と出会う。/まだ高校生ながら、シングルマザーとして子供を産む決意をしていた正美。/そんな正美をみて容子は直感する。「加奈子が生まれ変わって帰ってくる」。/この一途な想いは、やがて、衝撃の事実とともに、二人を思いがけない出会いへと導いていく・・・・・。
【解説】
亡くなった娘に会いたい。母の一途な想いが手繰り寄せた、母と子の絆、いのちの不思議を描く感動の物語。/あの子はきっと生まれ変わって帰ってくるーーー
出演:広末涼子/稲垣吾郎/福田麻由子ほか
監督:栗村実
脚本:栗村実
原作:新津きよみ
プロデュース:山崎康史ほか
公開:2013年
関連記事:足利舞台の映画、6日に全国公開 広末さん、稲垣さん主演
パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT【Blu-ray】 [ 中村蒼 ]
【ストーリー】
東京の閑静な住宅地、一軒家に住む山野家。27歳の長女、春花は旅行先のアメリカで交通事故に遭い、両足を複雑骨折して車椅子の姿で帰国する。浪人生で19歳の弟、幸一はそんな姉に買ったばかりのビデオカメラを向けて出迎えた。父は海外出張が多く不在がちゆえに、半年は自力で歩けないという春花の介護は幸一の仕事となった。ほどなく、春花の部屋に置いた車椅子が朝になると移動したり、お払いの盛り塩が踏み荒らされたりなどの怪事件が起こる。ただならぬものを感じた幸一は嫌がる春花を説得し、ビデオカメラを春花の部屋に仕掛け、そこで起こる出来事を撮影することに。こうすれば超常現象の正体がつかめるし、PCでモニターしておけば姉に何か起こってもすぐに駆けつけることができる。しかし、そこに潜む“何か”は幸一の想像をはるかに超えていた。深夜に響くラップ音、食卓で突然割れるコップ、霊感の強い友人を怯えさせるほどの異様な空気……。陰陽師を家に招き、お祓いをしてもらったことで超常現象は一時的に収まった。しかし、再び起こったそれは春花や幸一の身に直接、危険を及ぼすことになる。やがて明らかになる驚くべき事実。超常現象を引き起こすものの正体とは? 幸一と春花はこの現象から逃げ延びることができるのか? 撮影を始めでから15日目の夜、想像を絶する“パラーノマル・アクディビティ”が姉弟の身に容赦なく襲いかかる!
【解説】
第2章は寝室2部屋、恐怖2倍/“社会現象”と化した“超常現象”、恐怖の聖地<日本>で活動再開。
出演:中村蒼/青山倫子/吉谷彩子ほか
監督:長江俊和
脚本:長江俊和
プロデュース:花田康隆ほか
公開:2010年
【ストーリー】
幼なじみのハナとアリス。ハナは自由奔放なアリスに振り回されてばかりいる。桜の花びらが舞い落ちる季節、そろって二人は手塚高校に進学する。ハナは憧れの先輩・宮本が所属する落語研究会に入部。そんなある日、意外なかたちでハナにチャンスが舞い降りた。宮本がガレージのシャッターに頭をぶつかって気を失ってしまったのだ。意識がもうろうとしている宮本にハナはとっさに「記憶喪失ですよ、先輩!」ハナがついた嘘が嘘を呼び、ついには親友のアリスを巻き込んで、ややこしくも奇妙な三角関係が始まったー。
出演:鈴木杏/蒼井優/郭智博ほか
監督:岩井俊二ほか
公開:2004年
【小野田隆雄 コピーライター】
管理人コメント:数々のCMのコピーを手掛けた方です。サントリーや資生堂の昔のCMって、映像も神懸っていましたが、コピーも印象的なものが多かったですね。
代表作
- 「ケンカはシラフでするものだよ。」サントリー・オールド(88年)
- 「恋は、遠い日の花火ではない。」サントリー・オールド(95年)
- 「けれど、たっぷり飲んでアヒルになりたい時もある。」サントリー・ローヤル(88年)
他にも数多くのCMを手掛けています。 もっと知りたい方はwikiで
小野田隆雄(オノダタカオ)
1942年栃木県足利市生まれ。1966年東京都立大学人文学部卒業、同年株式会社資生堂に「宣伝文案制作者補欠募集」にパスし入社。以後、70年代~90年代にかけて数々のヒットコピーを作る。日本を代表するコピーライターの一人。1983年資生堂退社、同年個人事務所「アップ」設立。2001年12月より、資生堂OBを中心とするエフクリエイション株式会社のクリエイティブディレクターに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
職業、コピーライター 広告とコピーをめぐる追憶 [ 小野田隆雄 ]
内容:資生堂とサントリーの広告を中心に、数々の名コピーを世に送り出してきた宣伝文案制作者が回想する広告とコピーの時代。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 新米宣伝文案制作者/第2章 女性専科のコピーライター/第3章 リッチでもないのに/第4章 オノダ、独立する/第5章 ウイスキーと草の絵本/第6章 恋は、遠い日の花火ではない