アド街ック天国足利

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2011.5.14放送 テレビ東京「アド街ック天国」のランキングより

管理人コメント:放送からおよそ10年を経過し、足利の人気グルメや人気観光スポットもかなり変化を遂げてきました。地元民の目からすると当時の市長が個人的に贔屓にしているお店も入っているかなという印象です。放送後には鑁阿寺が国宝に指定され、足利学校と鑁阿寺をセットで観光する人も増えました。その後ロケの誘致で映画、ドラマ、CMの撮影も増えたため、新しい名所も増えました。時々ロケ地めぐりツアー等も行っています。もしまた足利市を題材にした放送があるとすればかなり違ったランキングになると思います。
最終更新日:2023/5/13 記事作成日2013/4/29






【第1位 史跡 足利学校】

足利学校3


解説:国内最古の学校。地元では「学校さま」と呼ばれます。創建の時期については諸説ありますが、室町時代中期には、総合大学として機能していたと伝えられます。学生は、主に僧侶。儒学など中国の進んだ学問を習得していきました。特に盛んだったのが孔子の教え「論語」を学ぶこと。論語を朗読して覚える素読のイベント「日曜論語素読体験(※)」も開かれています。
管理人コメント:論語を覚えたい人はおみやげに「論語かるた」や「論語CD」も売っていますよ(あし・ナビ)。実は足利市民で拝観料を支払って足利学校を見学したことのある人は少数なのではないかと思われる観光名所の一つです(笑)。「刀剣乱舞」でおなじみ、まんばちゃんで有名になった「国広展」以降は若い人も訪れるようになったのではないでしょうか。市でも堀川国広作の刀剣を所蔵しています。

参考記事→足利学校その3方丈と庭園


【第2位 鑁阿寺(ばんなじ)】

鑁阿寺の大銀杏2013-13


解説:足利尊氏の6代前・吉兼が創建した寺。
「鑁(ばん)」「阿(あ)」とは、それぞれ一文字で大日如来を表す文字。足利では「大日(だいにち)さま」の名で親しまれています。ひと息つくなら、境内にある茶店「ひこまや」の名物「みそおでん」、大日茶屋の「足利のシュウマイ」がおすすめです。11月中旬から下旬にかけて樹齢550年の大銀杏が黄色く染まり圧巻です。
管理人コメント:番組が放送されてから鑁阿寺の本堂が国宝に指定されました。鎌倉時代創建のお寺ですが、本家鎌倉よりも当時の文化が残っている貴重なお寺です。日本百名城の一つでもあります。市民にとってはお寺というよりも憩いの場所だったりします。ポケモンGOのストップやジムがたくさんあります。最近は、期間限定の御朱印を頒布しているので、御朱印帳を片手に遠方から訪れる方も増えたかもしれません。

参考記事→秋の大銀杏&紅葉


【第3位 あしかがフラワーパーク】

 


解説:東京ドーム7個分もの広大な敷地に四季折々に花が咲き、年間を通じて楽しめるスポットです。シンボルは樹齢145年の「大藤」。棚の広さは600畳分を誇ります。こちらの大藤は元々は足利の市街地にありましたが、1990年に再開発により郊外へ移植することになったのです。
管理人コメント:ゴールデンウィーク前後は藤の花が、冬はイルミネーションが見どころです。全国から、世界からたくさんのお客さんが集まってきます。あしかがフラワーパークの前にJR両毛線の新駅もでき、集客に一役買っています。栃木県の観光ポスターも日光からあしかがフラワーパークに入れ替わり、足利にとっては1番の観光収入源となっています。歩き疲れた後に食べる足利市・栃木県のB級グルメのイートインコーナーも楽しみだったりします。

参考記事:→あしかがフラワーパーク藤の花/冬のイルミネーション光と花の庭/あしかがフラワーパークのレストランとご当地グルメ/あしかがフラワーパークの限定商品とご当地みやげ


【第4位 織物の街】


解説:街に点在するのこぎり屋根の建物は、かつての繊維工場。欧米諸国にその名を知らしめました。一世を風靡した「カラー竹馬(第一レジン工業製)」や「笛吹きケトル(クックベッセル製)」などの製品は、繊維業から転じた会社が足利市から世に出したもの。「セイホウ」は、宇宙船内で履く「宇宙のくつ下」を独自に開発しました。
管理人コメント:とても実用的で、楽天市場でも売っている人気商品です。宇宙のくつ下ではなく同社の他の商品が「あし・ナビ」「太平記館」にも置いてありました。車で走っていたら「こんなところに工場が!」というような場所にありました。

参考記事:足利グッズ


【第5位 渡良瀬川】


解説:名曲の舞台。渡良瀬橋は、昭和9年完成のトラス橋。森高千里さんのヒット曲「渡良瀬橋」でも知られます。森高さんが学園祭の女王と呼ばれていた頃、足利工業大学を訪れた際にこの歌詞を着想したそうです。

管理人コメント:足利市は渡良瀬川の北(旧市街地)と南(新興商業地域)で街の雰囲気が大分異なります。東武伊勢崎線で渡良瀬川にかかる橋を見ると足利に来たのだなぁと実感する場所です。実は橋をバックに見る夕日がとても綺麗だったりします(写真は渡良瀬橋)。「足利の花火大会」「ひめたま祭り」(痛車祭り)も河川敷で行われます。2021年2月の山火事では、ここが防災ヘリの発着所になっていて、多くのやじ馬が集まりました(苦笑)。

参考記事→森高千里さん関連記事はこちら


【第6位 相田みつを】


解説: 偉大な書家・相田みつをは生まれてから67年の生涯をとじるまで足利で過ごしました。有名になる前は地元の店や企業が様々な仕事を依頼し支え、足利には今もその足跡が残ります。特に親交が深かった「めん割烹 なか川」では看板や箸袋、おしながきの表紙などを手掛け、相田みつをが描いた様々な品を見ることができます。
管理人コメント:「めん割烹なか川」の他にも足利の銘菓のパッケージに相田みつをの書を使っているお店もあります。(香雲堂本店の古印最中、虎谷の巨石せんべい等)相田みつをの美術館は東京国際フォーラムにありますが(息子さんが運営)、足利市内にも作ろうという話が持ち上がっています。

参考記事→相田みつをゆかりの店「めん割烹なか川」/相田みつをグッズがある「あし・ナビ」/


【第7位 足利銘菓】


解説: 京都の商人への贈答にも使われ質を高めた足利銘菓。手焼き煎餅のお店「八幡屋」をはじめ、今も多くの名店が暖簾を守ります。
管理人コメント:足利を代表する銘菓といえば、栃木県の物産展で常連の「香雲堂本店」です。市内スーパーや観光スポットにも置いてあります。なんと、日本橋三越にも栃木県を代表するお菓子として常設コーナーに週一で入荷されています。 *ちなみに「八幡屋」は足利出身のタレント手島優さんのご実家です。

参考記事:→足利銘菓が揃う太平記館東武足利市駅構内「あし・ナビ」香雲堂本店草雲羊羹本舗舟定屋本店香雲堂虎谷


【第8位 巌華園(がんかえん)】

streetview-巌華園小


解説:旅館。渡辺崋山など勤皇の志士が身を寄せ文人墨客の交友の場だった宿です。近江八景を模した庭園「中国山水画風庭園」は栃木県の名勝地登録第1号。7棟が国の登録有形文化財でドラマティックな時代にしばしトリップ出来ます。料理は山や川の幸を盛り込んだ茶懐石風。シメの焼きおにぎりはお茶漬けにするのが常客の楽しみ方です。
管理人コメント:江戸時代の末期に反幕府の文人たちをかくまっていた旧家で、庭園も館内もレトロな風情があります。宿泊はもちろん、会食利用もできます。歴史ファン、文学ファンには是非訪れてほしい場所です。

参考記事:→足利のホテル


【第9位 一茶庵本店】


解説:蕎麦店。
新宿に「一茶庵」という店を開いた蕎麦打ちの名人・片倉康雄が足利にやってきたのは昭和29(1954)年のこと。全国から美食家が集う様は“足利詣で”とまで称されました。機械打ちが主流となりつつあった時代に一石を投じた片倉氏。彼の弟子達が全国にその志を広めていきました。名人・翁(現 達磨)の高橋邦弘さんもそのひとり。足利では現在、二代目主人・片倉敏雄さんと三代目・庸光さんがその味を継承しています。渡良瀬川の良質な水も、蕎麦の美味しさを支えています。
管理人コメント:幼少の頃から通っているお店ですが、最近は訪問するたびに新しいメニューが増えています。土日は遠方から来る観光客で行列必至。営業時間終了前に売切れることもあります。現在はお昼の営業のみです。「あし・ナビ」「太平記館」では乾麺とおつゆ、蕎麦あめ等を販売しています。

参考記事:足利で蕎麦と言えば・・・一茶庵本店 、足利そばまつり2014


【第10位 栗田美術館】


解説:世界最大級の磁器美術館。
丘陵に立ち並ぶ豪壮な建物のこちらには、江戸時代に生産された伊萬里・鍋島などを、およそ2000点所蔵。1867年のパリ万博に出品されたという巨大な「伊萬里 色絵松竹梅鳳凰文蓋付大壺」は圧巻です。
管理人コメント:美術館を創設したのは東京で相場師をしていた栗田氏。よくも個人でこれだけの伊万里を集めたものだとビックリする作品数の多さです。外国人から発注されたのかレトロなビールサーバー等もあります。最近(2021年)では、クイーンとのコラボイベントも開催されました。

住所:〒329-4217 足利市駒場町1542 TEL:0284-91-1026 公式サイト 地図


【第11位 レスリング】

streetview-足工大付属小


解説:足利で盛んな競技。
「ニューミヤコホテル 本館」の元会長・小幡洋次郎さんは元レスリング選手で、東京・メキシコでオリンピック連覇を果たした唯一の日本人男性。また、名門「足利工業大学附属高等学校」のレスリング部は設立から2011年で48年、インターハイだけでも41回出場しています。プロレスラーも数々輩出。2009年急逝された三沢光晴さんや川田利明さんもこちらの出身です。
参考記事:「足利工業大学」はスポーツで有名な大学、地元では「あしこうだい」と言います。元・足利赤十字病院の後に看護学部も新設されたので、今後は総合大学として再出発し、平成30年4月より「足利大学」に名称変更されました。

【第12位 相州桜(そうしゅうろう)】

streetview-相州桜小


解説:料亭。
京都の商人を接待するために造られました。料理は四季折々の地の味覚を繊細な味付けで提供。女将、若女将、そして23歳の若々女将がもてなします。名料亭の伝統は3代の女性たちによって守られているのです。
管理人コメント:大切な人を招く会食はここで行われることが多いお店です。料亭らしい純和風の格式ある雰囲気と料理にも定評があります。

「相州桜」住所:足利市通5丁目3208−1 ‎ TEL:0284-21-3101 ※完全予約制  地図 公式サイト


【第13位 ポテト入り焼きそば】


解説:足利流の焼きそば。
ソース好きの足利っ子の定番ランチといえば焼きそば。街のいたるところに専門店がありますが、その焼きそばにじゃがいもが入るのが足利流です。戦後の素朴なおやつ“じゃがいも炒め”と“焼きそば”が合体したB級グルメ。今回は「藤生(ふじう)商店」の「肉ポテト入り 焼そば」をご紹介します。
管理人コメント:炭水化物(麵)×炭水化物(じゃがいも)というのがB級テイストなメニューですね。「ポテト入り焼きそば」は足利に限らず両毛地区では昔からメジャーな食べ物です(宇都宮でも見ました)。足利のB級グルメとして発展したのは市内にあるソースの会社が仕掛け人となったというのが大きいかもしれません。地元民はあまり「ポテト入り」ということを意識せずおやつに食べています。各人が子供の頃から食べているお気に入りのお店があると思います。*番組で取り上げられた藤生商店は閉店しました。

参考記事→足利名物ポテト入り焼きそば/屋台の焼きそば「とみや」/鑁阿寺前「はとや」/「たかうじ君焼き 喜左衛門」/「クレープ&焼きそばファボーレ


【第14位 ココファーム&ワイナリー】


解説: ワイナリー。
平成12(2000)年の「九州・沖縄サミット」で乾杯のグラスに注がれたのは、足利のワインでした。陽がよく当たる南西向きの急斜面はぶどう作りに最適の環境。VIPを唸らせたその味は今、夏の出荷の準備中です。芳醇な「スパークリングワインNOVO」は、7月に出荷予定。足利が誇る世界基準の味わいです。また併設の「ココ・ファーム・カフェ」ではワインに合う軽食を頂けます。
管理人コメント:足利の市街地からはかなり離れていますが、ぶどう畑を眺めながら味わうランチが好評で遠方から訪れるお客さんもたくさんいます。カフェではワインのテイスティングができるおつまみとのセットメニューもありますので、運転手を確保してお越しください。ココファーム&ワイナリーの目玉は何といっても11月下旬に行われる収穫祭でしょう。足利市内の各レストランが自慢の料理を出展し、ワインを片手に食べ歩きができるお祭りです。駅前では始発前から場所取りのためにタクシー待ちをしている人もいるのだとか。収穫祭後は歩いて帰りましたが、2時間以上かかりました^^

参考記事:→ココファーム・カフェのランチ/秋の収穫祭


【第15位 織姫神社&門田稲荷神社】


解説:足利には“縁結び”と“縁切り”の両方の神様がいます。それが、男女の仲を結ぶとされてきた「織姫神社」と、病気や災いと縁を切る神様を祀る「下野國一社八幡宮内 門田稲荷神社」です。
管理人コメント:織姫神社は織物の神様を祭る神社で、親の代には縁切りの神様と言われ、カップルで参拝すると別れると言われていました(吉祥寺にある井の頭広縁の弁天様と同じような話です)。でも、いつからか縁結びの神様と呼ばれるように。2014年には「恋人の聖地」にも選ばれています。通り沿いから229段の階段を上がらないとご利益を受けられないとかなんとか・・・。一方、門田稲荷神社は日本三大縁切稲荷の一つに数えられ、人、モノ、病気、あらゆる悪縁を切りたい人の絵馬が多数掲げられています。作法としては、門田稲荷で縁切りをした後、織姫神社で縁結び祈願をすると良縁に恵まれるのかもしれません・・・。織姫神社の「ひめちゃん」と門田稲荷神社の「たまちゃん」は、「ひめたま」というキャラクターで町おこしに一役買っています。

参考記事→「ひめたま&痛車祭り」織姫神社初詣門田稲荷神社


【第16位 足利流シュウマイ】


解説:足利独自の食文化。
餡の作り方はたまねぎをみじん切りし、片栗粉をまぶすだけ。あとは皮で包んで蒸せば出来上がりという至極シンプルな品。ソースの濃い味とたまねぎの甘味、プルプルトロトロの食感が未体験のマッチングです。足利流シュウマイの起源はラーメン屋台にあるといわれ、肉無しなのはラーメンを引き立てるサイドメニューとして作られたため。足利を訪れたらぜひチャレンジしたい名物です。
管理人コメント:肉を使わない独特のシュウマイは戦後食糧難の頃に生み出された食べ物ではないかと。70代以上の人は子供の頃から食べていたおなじみの商品で、市内のスーパーには必ずといっていいほど置いてあります。鑁阿寺境内にある「大日茶屋」観光案内所「太平記館」観光交流館「あし・ナビ」にも冷凍のお土産品を販売しています。お店で食べるなら、からりこ定食を提供している「勉強亭本店」「ホクシンケン食堂」が人気です。

参考記事→足利のシュウマイ


【第17位 アキレス足利工場】 


解説: ジュニアシューズを中心にゴムボートなどを製造する企業。
こちらのメガヒット商品が、今や小学生の必須アイテム「瞬足」です。左右非対称ソールでおなじみの“かけっこで勝てる靴”。販売数累計2800万足の世界で最も売れているジュニアシューズです。シューズの絶大な人気を受け「瞬足キャップ」や「瞬足Tシャツ」も登場。2010年には「瞬足ランドセル」まで誕生しました。
管理人コメント:足利の経済を支える大企業の一つです。スポーツシューズでおなじみ、足利に2つの工場を持つアキレス。最近は順天堂大学と共同開発した20キロ歩いても疲れないというパンプスがOLや主婦の間で大人気です。私も買いましたが、5,000円前後とお手頃価格でコスパ最強の商品です。

参考記事→足利発「20km歩けるパンプスALL DAY WALK」



【第18位 小俣幼児生活園】

streetview-小俣保育園小


解説:保育園。
かつて繊維産業で栄えた「大川家住宅」は、黒塀に囲まれた国の登録有形文化財。その建物が昭和24(1949)年から保育園となりました。3000坪もの敷地には山もあり、子ども達はのびのびと駆け回り、様々な事を学んでいます。
管理人コメント:放送当時の市長の地元なので取り上げられたのかなと思いましたが、豊かな自然環境の中、叱らない教育で有名なんですね。あまり縁のない土地なので知りませんでした。⇒現在95歳になっても現役の保育士、大川繁子さんの著書『奇跡の保育園』もどうぞ。

【第19位 ホクシンケン】

ホクシンケン食堂の外観


解説: 大正8(1919)年創業の食堂。
足利で一番古い食堂のこちらは“カフェー”の頃から変わらないレトロな空間。「ハンバーグ定食」などの洋食や、「ラーメン」などの中華もあるのが足利スタイルです。高校時代から通う足利市長(前職)の大豆生田実(おおまみうだみのる)さんは、決まって「ソースかつ丼」と「ヤキソバ」を注文するそうです。
管理人コメント:この番組で撮り上げられて以降、「モヤモヤさまぁ~ず2」等のメディアに登場することの多いお店です。当時の市長が通っていたからだと思います(元市長の実家も自宅もすぐ近所)。私も実家から近いですが、外見から営業しているお店とは知らず、ブログを始めてからようやく訪問しました。料理は美味しいです。 女性では入店するのをためらうようなレトロな外観ですが、長年のファンの多いお店です。
〒326-0814 足利市通4丁目3505 TEL:0284-21-2864
営業時間:11:30~20:00 水休 地図 食べログ

ようやく行ってきました!⇒昭和のレトロ食堂「ホクシンケン」


【第20位 足利花火大会】

花火6


解説:北関東最大級の花火大会。
毎年8月に渡良瀬川河川敷で開催される夏の風物詩。渡良瀬川で2万発を打ち上げ、2011年の夏も足利の夜空を彩ります。江戸から明治期まで国内最大級の織物の産地だった足利に、各地から買い付けに来る商人たちをもてなす場として始まったのが夏の花火大会でした。桟敷も設け京都・鴨川さながらに情緒があったといわれます。
管理人コメント:2017年で第103回を迎えた足利の花火大会。当日は足利市民よりも多くの人が渡良瀬川河川敷に集まります。直前には足利市内最大の花火業者が倒産するという憂き目にあいましたが、無事敢行されました。*2020年はコロナのため大会始まって以来の中止に。

参考記事→足利花火大会


【第21位 大藤まつり】


解説:「あしかがフラワーパーク」で開催されるお祭り。
およそ3万坪の敷地に優雅な藤の花が溢れます。5種類の藤のうち5月は「きばな藤(~5月下旬)」と「白藤(~5月中旬)」が見頃。「きばな藤」は200本の黄色い藤が作るトンネルで香りも堪能できます。そして営業時間が延長されるイベント中はライトアップされ、水面に映える優美な「白藤」が見られます。
管理人コメント:大藤まつりは現在「ふじのはな物語」というタイトルになっています。「全国から大型バスツアーが押し寄せる足利最大の観光名所。園内には藤の花の香りが漂い、ピーク時の藤棚は圧巻の一言です!CNNが選出した「世界の夢の旅行先」にアジアで唯一選ばれたそうで、各国からのお客さんが目立ちました。天気が良い日の美しいラベンダー色の藤の花、ライトアップされると幻想的になる夜の部もまた違った風情があり、どちらもおススメです。足利学校とは違い、こちらは何回も行ったことのある市民も多いと思います^^

参考記事:→あしかがフラワーパーク ふじの花ものがたり 夜の部と昼の部


【第22位 鳥常本店】

鳥常本店 上うなぎのお重

 


解説:鳥料理と鰻の店。
足利最古参のこちらで一味違うのが、タレ。ざらめと白砂糖のみを、うなぎの骨と煮た醤油に加えます。一般的にはみりんを使いますが、こちらでは使用せず店の味を出しています。かつて渡良瀬川で捕れたことから、足利の名物となった鰻。舌の肥えた京都の繊維商人たちも足利にやってきた際の楽しみにしていたといいます。
管理人コメント:足利のグルメで名物は何かと言われれば、「鰻」「蕎麦」だと個人的には思っています。足利はうなぎの産地でもなければ蕎麦の産地でもありませんが、市内には相当数のお店があります。今の時代でも京都から来た繊維問屋の人に足利の物はウマいと褒められています。こちらの「鳥常本店」は、脂の乗った鰻に濃い目のたれで、鰻を食べた~という満足感を得られるお店です。実は、足利にある鰻店には「鳥」という名前が付いている店も多く、うなぎのように焼いた焼き鳥も美味しかったりします。

参考記事:「ウマすぎるうなぎ!鳥常本店」うなぎ屋さんの記事一覧


【第23位 カフェ アラジン】


解説:足利で40年続くコーヒー専門の屋台。
船乗りとして世界中を巡った先代・阿部弥四郎さんが、この屋台で足利に初めて本格的なコーヒーを伝えました。直しながら大切に使うアンティークのミルも銅のポットも先代の父譲り。メニューはコロンビア、グァテマラなどをブレンドしたオリジナルの「コーヒー」のみ。まろやかで薫り高いコーヒーを夜風を感じながら身を寄せ合って味わう地元の人々。今では街に欠かせない風景として「足利百景」にも選ばれています。
管理人コメント:初めて訪問したのは高校生の頃。当時は1杯400円でした。アダルトな雰囲気でちょっと緊張しましたが、こういう屋台は趣味人の多い足利らしいお店だなぁと思います。
住所:足利市有楽町開倫塾裏の駐車場 営業時間:17:00~24:00 (雨天・強風時休業) 地図
↓ NHKのドキュメンタリー番組でも取り上げられました。

→参考記事「小京都・足利氏ゆかりの地」デートにお勧めのコース


【第24位 とんぷら】

streetview-とんぷら小


解説:昭和16(1941)年創業のとんかつ専門店。
屋号の「とんぷら」とはカツを“豚の天ぷら”と呼んだことから由来します。こだわりのパン粉はパンを荒く挽き、トタン屋根で天日干し。太陽のパワーが旨みとなってパン粉の一粒一粒に浸透するそうです。これをまとわせてカラリと揚げた最上ランクのヒレ肉は、熱々を秘伝のソースにくぐらせご飯の上へ。こちらの「ソースかつ重(※要予約・ランチ営業のみ)」はひと味違う極上品です。
管理人コメント:市役所から近い定食屋さんなので、おそらく当時の市長が通っていたお気に入りだったと思われます。ネットでの口コミサイトが普及してからまだコメントがありません。2015年頃はお昼の営業のみで、名物の「とんぷら」もなくなってしまったとか。*2021/3現在、閉店しているそうです

住所: 〒326-0804 足利市雪輪町2463 地図   TEL:0284-21-3789 ※日曜定休‎


【第25位 素敵な町名】

streetview-雪輪町郵便局小


解説:歴史ある足利を歩けば、古くから変わらない趣感じる“素敵な町名”に数々出会います。中でも雅な町名のひとつ「雪輪町」は、江戸時代に足利戸田家の陣屋があった場所。その小馬印のマークが雪の結晶だったことに由来します。小馬印とは戦の際に大将のそばに立てたもの。その実物が400年を経た今も街に保管されています。歴史を重んじる人々の想いが小京都を支えているのです。
管理人コメント:市民の間ではそれほど町名で話題に上がることはないと思うのですが、前市長の支援者が在住しているのか、市役所に近いので取り上げられたのかなあぁと。昔はいわゆる「赤線地帯」と呼ばれる元花街で、遊郭のような造りの建物が多くみられます。旧50号線の一本北側にある一方通行の道路を「北仲通り」といい、以前は長屋風の鄙びた赤ちょうちんのお店が目立ちましたが、最近は通り沿いも整備されて明るい雰囲気になり、若い人も集まるお店が増えました。「ほろ酔いウォーク」という居酒屋を飲み歩くイベントも行われています。

【第26位 うさぎや】


解説:着物がメインのアンティークショップ。
市内の家々からタンスに眠る着物を買い付け、リメイク・販売しています。ことに豊富なのが「足利銘仙」。庶民のおしゃれ着として大正から昭和初期に大流行しました。モダンで手頃な、今でいうファストファッション。レンタルもあるため、変身して街を歩いてみましょう。小京都散策の気分が高まります。
管理人コメント:古い街並みのある観光地ではすでにおなじみになっている着物コスプレですが、足利でも銘仙という地元発の着物をレンタルしてそのまま観光地へまち歩きができます。最近は、男性でも文豪風のコスプレをしている人を見かけますよ。→着付け&レンタルは「まちなか遊学館」でも受け付けています。
住所:〒326-0812 足利市大門通2380 TEL:0284-41-1000 営業時間 不定休 地図 うさぎや店長日記

参考記事⇒石畳通りのお店まちなか着物 de view の記事はこちら


【第27位 お寺のお祭り】


解説:小京都とよばれる足利市内には寺院が約120ヶ寺あり、足利の人々にとってとても身近な存在。境内で毎年9月に「ピンポン大会」が開かれる「乾坤山 徳蔵寺」や、毎年2月に「節分鎧年越」が行われる「金剛山 鑁阿(ばんな)寺」など、様々なお寺のお祭りが行われています。今回は「大岩毘沙門天(最勝寺)」で行われる「悪口(あくたい)祭り」をご紹介。お寺に行けば毎月のように楽しいことがある、それが足利なのです。
管理人コメント:足利で最も有名なお寺のイベントは節分に行われる「鎧行列」、11月下旬に行われる西宮神社の「恵比寿講」、大みそかに山の上の寺に向かって大声を出しながら歩く「悪口祭り」だと思います。鎧用列の方は毎年外国人も多数参加しています。足利学校の近くにあるまちなか遊学館では、鎧コスプレもできますよ。女性でも可能です。

参考記事→足利市のイベント鎧行列2013恵比寿講大みそかの悪口まつり足利で体験する


【第28位 大麦ダクワーズ】


解説:新たな足利土産。
栃木県は日本一の二条大麦の産地。「大麦工房 ロア」でその大麦を使い、フランス菓子の伝統をふまえた洗練されたお菓子が生まれました。小麦ではなく「足利産 二条大麦」を使うことで風味がより豊かに。生地とクリームにアーモンドを加えた香ばしい「大麦ダクワーズ」は、フカフカ食感のあとに大地の香りが広がります。
管理人コメント:ロア各店舗の他、ココファーム&ワイナリー、足利市内のお土産ショップ、スーパー、東北道上河内下りSA、蓮田上りSAでも購入できます。いつのまにか、モンドセレクションで金賞を受賞していました。知名度が高いので、「あし・ナビ」「太平記館」では古印最中に次いで買って帰る人が多いかもしれません。直営工場では発売しているすべてのフレーバーが揃います。隣の「カフェつちのか」のランチも美味しくておススメですよ。
大麦工房ロア 工場直売店 住所:〒326-0005 栃木県足利市大月町3−1 TEL:0284-64-8847

【第29位 冨士屋】


解説:昭和のレトロ食堂。
古色蒼然としたサンプルが並ぶショーケースも、暖かみに満ちた店内もこれぞ昭和のレトロ食堂。ケチャップたっぷりの「オムライス」はアルミのお皿が実にトラディショナルです。足利市民の定番メニュー「小倉アイス」は、北海道産極上小豆の風味をいかし、牛乳は加えずに甘さ控えめに仕上げたさっぱりデザート。隠れた足利名物です。
管理人コメント:子供の頃は良く通っていた人も多いだろいうというお店です。軒先で焼いている自慢焼は1個100円で値上げなし。レストランの方は昔はさぞかしオシャレだったのだろうと思わせる意匠のある店内です。今は絵にかいたような昭和のレトロ喫茶。最近はご主人が高齢になり、営業時間も短縮され、食事メニューも少なくなりました。*2021年現在、閉店しています。
住所:〒326-0814 足利市通1丁目2701 TEL:0284-41-2590
営業時間11:30~17:00(食事11:30~16:00)水休 食べログ 地図

参考記事→レトロ食堂「富士屋」の自慢焼き


【第30位 いしだたみ散歩道】


足利の2大名所「鑁阿(ばんな)寺」と「足利學校」の周辺には、年月を重ねた商店や蔵が情緒を醸す“いしだたみの散歩道”が配されています。散策するなら、「人力車 章太郎」で巡るのもまた一興。甘味処「あまから家」は小休止に立ち寄りたい一軒です。

管理人コメント:放映当時は30位という扱いですが、今ではほとんどのガイドブックで取り上げられる足利では人気上位にランキングされる観光スポットです。鑁阿寺の国宝指定以来、平日でもバスツアーで訪問する観光客が多くなりました。徒歩でわずか5分足らずの距離ですが、お店を見て回ったり、歩くだけでも楽しい場所です。イベント時には写真のような灯りがともり、足利学校から鑁阿寺本堂まで幻想的な光景が広がります。

参考記事→石畳通りのと足利のランチの記事はこちら


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