最終更新日 | 2017/11/8 | 訪問日 | 2017/11/8 |
【こんな裁判でした】
◆即日判決
◆情状証人は父親のみ
◆罪状はすべて認めた上で執行猶予付の有罪判決
【Hさんの初公判の膨張に行ってきました。】
足利出身のHさんの窃盗事件の裁判傍聴に行ってきました。
全く予定していませんでしたが、お昼過ぎにご飯を食べに行く途中、裁判所の前に報道陣がたくさんいたのでもしかしてと傍聴してきました。
一部ネットでは公判期日が上がっていましたが、事前に報道されていたわけではないので抽選には至らず、すんなり入廷できました。
取材陣は15人前後、一般人も15人前後。
支援しているらしいジャーナリストの江川紹子さんも来ていました。
裁判所入口前にいた報道関係者。
裏口にて被告人の出廷を待ち構える報道陣
公判は14:00開始。
冒頭手続から弁論終了まで1時間。15:00に一旦休廷。
16:30から判決言い渡しという迅速な裁判でした。
検察官の求刑は懲役1年。
判決は懲役1年、執行猶予3年でした。
有罪(懲役刑)となった理由
- 窃盗の事実をしっかりと認識していたこと
- 手慣れた犯行であったこと
- 罰金刑では抑止効果がないこと
執行猶予が付いた理由
- 摂食障害という簡単には治らない病気と強い関連性があること
- 今後も治療に専念し再犯防止に努める予定であること
裁判の公開原則とはいえどこまで書いていいのか迷いましたが、簡単にまとめるとこのような内容でした。
*‘裁判傍聴までの手続については豆知識として後で補足したいと思います。
私自身は逮捕の報道からずっと内容を追っていたわけではなく、初めて聞く話ばかりでビックリしました。傍聴席までは声が届きにくく、集中して聞き耳を立てていたら1時間がとても長く感じました。しかし、周りは一切どよめきもなく、予想通りの内容だったのではないかと思います。
犯罪自体は真摯に受け止めるべきですが、不安定な被告人を支える環境が果たして整っているのか、3年の間にまた罪を犯してしまうのではないか、そちらの方が気がかりに感じる裁判でした。
*情報は掲載時のものです。
最新情報は変更されている場合がございますので予めご了承ください。
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