このページでは、足利出身者による著作本-教育に関する本をご紹介します。
最終更新日:2020/11/16
記事作成日:2013/5/9
【佐々木由美子】
佐々木由美子(ササキユミコ)
足利短期大学こども学科教授。教育学修士(群馬大学)、社会福祉学博士(立正大学)。専門:子ども学、保育学。公的委員:NPO法人わくわく広場の会副理事長(2017年~)、足利市民戦略会議委員(2015年~)、足利市特別支援連携協議会委員(2014年~)、足利幼児教育研究会理事(2014年~)
多文化共生保育の挑戦 外国籍保育士の役割と実践 [ 佐々木 由美子 ]
外国籍児の育ちを保障するためにはどうしたらよいのか。在日外国人集住地域の群馬県大泉町での現状や課題を丹念な聞き取り調査から描き出す。多文化コミュニティにおける外国人の子どもの発達の鍵を握る外国籍保育士の役割や実践について新たな可能性を探る。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 多文化共生保育のあり方を示すために/第2章 多文化共生の理念と歴史/第3章 多文化共生保育における現状と課題/第4章 群馬県大泉町の多文化共生実践/第5章 群馬県大泉町で働く外国籍保育士のライフヒストリー/第6章 多文化共生の先進国ドイツから学ぶ就学前教育/第7章 外国籍児の育ちを保障する多文化共生保育とは
【舩田眞里子】
舩田眞里子(フナダマリコ)
栃木県足利市生まれ。青山学院大学大学院博士課程、博士(工学)(東京工業大学)。現在白鴎大学経営学部・大学院経営学研究科教授、大学院経営学研究科長。前白鴎情報処理教育研究センター長。担当科目:経営情報科学、統計調査法、データ分析法、ディープラーニング、人工知能特論等
教育情報科学 ICT・データ分析・プログラミング [ 黒澤 和人 ]
教員がICT(情報通信技術)を活用して業務を遂行するために必要な基礎知識を掲載。
教職を志す大学初年級の学生のための情報基礎教育用テキストとして利用可能であるのに加え,教育におけるICT の現状や今後の課題について知りたいと常々考えている現職教員への情報提供としても活用が可能。
第1部 基礎編:情報教育の意義と歴史,および情報科学の基礎について理解を深める。
第2部 活用編:ICT を教育の道具として有効活用できるための知識・技能を修得する。
第3部 応用編: アニメーションとVBA マクロ,統計解析,多変量解析と人工知能用言語Python,小学生向き言語Scratch 等を修得する。
以上3 つの部から構成されており,章末には演習問題も掲載した。
発売日:2020年04月30日頃
【阿部 昭】
阿部昭(アベアキラ)
1943年、栃木県足利市生まれ。東京教育大学文学部史学科卒業。県立高校教員、県立文書館指導主事を経て国士舘大学文学部教授。同文学部長、同大学法人理事。2013年、同大学退職。現在、同大学名誉教授。
内容:江戸時代後期、二宮尊徳による創造的で工夫に富んだ地域社会復興事業は日本各地に普及拡大し、幕末維新期の社会に大きな足跡を残した。その源流こそ、下野国桜町領での知行所復興事業だった。「報徳仕法」「報徳思想」が生まれた現場とその背景を、さまざまな史料群から丹念に読み込み明らかにする。
【目次】
第1部 桜町仕法請負(旗本宇津家桜町知行所の成立と衰微/尊徳自家再建期の経営/尊徳の桜町仕法請負に関する諸問題ー仕法受諾に至るまでの経緯/桜町仕法と報徳思想の成立ー仕法着手の史料論的研究)/第2部 仕法の展開と打ち切り延長論(桜町仕法諸施策の展開と住民動向ー仕法着手から出奔事件まで/仕法打ち切り延長論と住民訴願ー桜町仕法の再建過程/後期仕法と「上下安泰永久相続之道」-報徳仕法成立の秋)/第3部 成立期の報徳思想(仕法の永久相続論と報徳思想の成立/報徳思想の成立と「若林自脩作文集」)
【平舘善明】
平舘善明(ヒラダテヨシアキ)
1975年栃木県足利市生まれ。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC)、芝浦工業大学工学部特任講師を経て、帯広畜産大学畜産学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新 技術科の授業を創る 子どもの学びが教師を育てる [ 尾高 進 ]
子どもたちはどのように技術科を学んでいるのか。子どもたちの学ぶ姿に学ぶことなしによい授業は創れない。
中学校技術科(技術・家庭科の技術分野)の授業をどう創るかを考える。
技術科の教員免許取得を目指す方だけでなく、技術科教師2~3年の方にも参考になることを目指して編集。
第1部で、技術科および技術科教師の魅力はどういうところにあるか、具体的な例を通して描き、第2部では、実践編として、類書にない3つの特徴をもった、5本の教育実践を収める。第3部は、理論編として、前書の『技術科の授業を創るー学力への挑戦』の理論を踏襲しつつ、社会的構成主義をはじめとする近年の教育学の新たな動向をみすえて理論化し書き改めた。
【執筆者】井川 大介,石川 聖剛,*尾高 進,*川俣 純,*木下 龍,笹倉 千紗子,*直江 貞夫,沼田 和也,樋口 大輔,*平舘 善明,安田 京巳,横尾 恒隆,吉澤 康伸(*は編者)
教材にみる岡山秀吉の手工科教育論の特質と意義 戦前日本の手工科教育論の到達水準の探究 [ 平舘善明 ]
目次:序章 小学校手工科の歴史的遺産と技術教育ー課題と方法/第1章 岡山秀吉の手工科教育研究への接近/第2章 文部省編纂『小学校教師用手工教科書』の特徴/第3章 岡山秀吉の手工科教育論の理論的特質/第4章 岡山秀吉の手工科教育論の展開過程における米国留学の意義/第5章 欧米留学後の岡山秀吉の手工科教育論の発展/第6章 『新手工科教材及教授法』における紙細工の教材復元解釈にみる教授過程の特質/第7章 『新手工科教材及教授法』における木工の教材復元解釈にみる教授過程の特質/結章 岡山秀吉の手工科教育論の歴史的意義
【秋沙和】
秋沙和(アキサワ)
1964年生まれ。栃木県足利市在住。中学校教員を経て、現在、小学校教員に従事。現職での体験を通して、子どもと共に歩む教員の生き方を模索している。毎日新聞2005年度「ふるさとの主張コンクール」ふるさと賞受賞
その子にとって今、何が必要なのか?子どもとともに歩む教師。現職から模索する“人と人とのかかわり”。教員を目指す若い方たちへ。