このページでは足利市出身者の医学・医療業業界に関する本をご紹介します。
最終更新日:2020/11/16
記事作成日:2013/5/9
【医学に関する本】
【医療業界に関する本】
【木村憲洋】
木村憲洋(キムラノリヒロ)
1971年、栃木県足利市生まれ。1994年武蔵工業大学工学部機械工学科卒業後、神尾記念病院などを経て、高崎健康福祉大学健康福祉学部医療福祉情報学科准教授
2020-2021年度版 イラスト図解 医療費のしくみ [ 木村憲洋 ]
◎2020年度「診療報酬改定」を踏まえた改訂版
2年に一度の診療報酬改定は、医療業界の一大イベント。診療報酬は単に“医療サービスの価格表”というだけでなく、日本の医療サービスの「内容や範囲」を定める重要な役割を持ちます。医療費の一部を払う患者にとっても重要ですが、医療費を受取る側の病院・診療所にとっては経営を左右する大きな関心事です。
◎2020年度改定で今後の医療はどうなるのか?
2020年度の改定率は本体0.55%のプラス、薬価等1.01%のマイナスとなり、本体は7年連続プラス改定となりました。その内容の大きな柱は、「働き方改革」「かかりつけ医機能の強化」「地域包括ケア病棟の要件厳格化」などですが、本書ではこれらが具体的にどう点数に表れ、病院経営に影響するのか解説します。改定点のみでなく、診療報酬の基礎知識から各診療別の医療費のしくみまで、医療の現場で働く初心者からベテランでも意外と知らないポイントをまとめているのが本書の魅力です。
◎病院・診療所に出入りする製薬、医薬品卸、医療機器、介護サービス従事者も必読
診療報酬改定に応じて病院・診療所の経営方針が変われば、そこに出入りする業者も営業方針を変える必要があります。診療報酬改定の動向・内容は、製薬会社営業のMR、保険薬局の薬剤師、医薬品卸営業のMS、医療機器メーカー営業に携わる人にも必須の知識です。
2020年04月16日頃
病院・医療にかかわる人(病院の職員、病院と取引のある会社の担当者、これから病院・医療業界に就職する人)に向けて第一人者が書いた、病院・医療の現場感覚がわかる本です。
病院内の仕事、診療報酬点数のしくみ、病院の経営、医療費ビジネスから、医療政策まで、病院・医療業界の初心者でも読みやすいよう、マンガストーリーを交えて、わかりやすく解説します。
【「はじめに」より】
高齢化率が高く、国民医療費が増加すれば増加するほど、医療業界への注目は集まります。その中で、医療+ICTであるヘルスケアテックで起業しようと考える方も多いのではないでしょうか。医療業界を変えていこうとする起業家の熱い想いは素晴らしいと思います。
しかし、医療業界はそんなに簡単に変わりません。その理由に、業界が広いことが挙げられます。診療や治療は、医師の専門分野によって違い、その数は30を超えます。専門分野が違えば、使う医薬品から医療機器まで大きな違いがあります。そして、医療現場で働く医療従事者も、国家資格の保有者や民間資格の保有者まで多種多様な役割を分担しています。
現在、このような複雑な医療業界を理解していくための入門書が不足しています。そこで、いかにわかりやすく、医療業界のことを知ってもらうかを考えて、この本をつくりました。医療業界で働きたいと思っている方やビジネスを展開したいと思っている方が、医療業界のアウトラインを、マンガを通して簡単に知ることができます。
複雑で動きの早い医療業界について、本書で理解していただければ幸いです。
発売:2019年04月24日頃
第一線で活躍する医師、看護師、公認会計士、経営学者が事例を交えて解説。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 病院経営の目標(病院経営とは/医療の質/経営基盤の安定)/第2部 病院経営の戦略と組織(戦略的マネジメント/機能分化とグループ経営/マーケティング戦略)/第3部 人材の活用と育成(人的資源の活用/人材育成と教育研修/チーム医療)/第4部 経営ツールの活用(DPCの導入と活用/バランスト・スコアカード/TQMとTPSによる業務改善)/第5部 病院経営とイノベーション(組織変革/医療のイノベーション/介護・福祉のイノベーション)
発売日:2013年03月
【上武健造】
上武健造(ウエタケケンゾウ)
1934年栃木県足利市生まれ。1956年中央大学経済学部卒業。1971年中央大学大学院商学研究科商学専攻博士課程単位取得。1971年創価大学経済学部講師。1983年創価大学経営学部教授。1989年北海道情報大学経営情報学部教授。1993年嘉悦女子短期大学経営情報学科教授。1996年国士舘大学政経学部教授。2004年国士舘大学退職
ドイツの医療現場での医師の役割はどのようなものであろうか。一人の患者に対しては、医師だけではなく、看護、医療・技術などを担当する多くの人たちが関わる。医師は、その専門的技能を用いて治療をすることももちろんだが、患者に関わる医療関係者グループのマネージャーとしての面もある。それによって医療の透明性と潜在能力を高める役割を担っているのである。そうしたドイツ医師のマネージメント性を事例をもって示し、日本の医療についての提言をなす