佐野に向かう途中、足利インター近くにある樺崎寺跡の浄土庭園がどんなものなのかと気になり、ついでに樺崎八幡宮にもお参りしてきました♪
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樺崎八幡宮は、北関東道の足利ICを出てすぐのところにあります。
樺崎寺跡は国の史跡です。
発掘調査も終わり、これから本格的に浄土庭園を復元するということです。
この日は、足利観光協会の方が視察に来てました。
庭園というか、現在は池があるだけですが、左から順に撮影しております。
出来上がると新しい観光名所となりそうですね。
つづいて、樺崎八幡宮です。
東を向いている神社ですが、山に囲まれているのでこのあたりは午後になると薄暗いです。
鳥居をくぐると拝殿に向かう階段があります
手前の手水舎
ちょうど宮司さん(又は地元の方)が水道を止めていた時だったので、
水はちょろちょろでした。
拝殿です。源姓足利氏の家紋がそのまま社紋になっています。
御祭神:八幡宮大神
配神:足利義兼公
本殿:足利市重要文化財
案内板には、
「樺崎八幡宮は、源姓足利氏二代目足利義兼とその子良氏にゆかりのある神社です。義兼は、この地にあった法界寺で没し、良氏は、父義兼の霊をなぐさめるために、鑁阿寺の奥の院として赤御堂を建てました。併せて八幡宮をも祀りました。現在の御堂は、天和年間(1681~1684年)再建といわれ平成元年に修復されました。」
とあります。
殿の裏に回ると
立派な極彩色の彫刻が施されていました。
拝殿の右側には、足利市天然記念物の「樺崎八幡宮のスギ」
拝殿の右側には神楽殿
樺崎八幡宮の大々神楽は足利市の重要無形文化財になっているようです。
例大祭の時に神楽の奉納があります。
奥の院街道という案内板があり、
鑁阿寺から、新山→助戸新山→利保→菅田→樺崎八幡宮まで
37町のうち、ここが35町ということのようです。
お寺の札所みたいなものか^^
右側の小道を下りて行くと、天満宮がありました。
この間の強風のせいか、御祭神の看板が倒れてました(>_<)
左には「東風吹かば~」の歌が書かれています。
看板を立て直して・・・
天満宮 御祭神:菅原道真公
菅公廟 移転建立
さきほどの奥の院街道37町目です。
天満宮は、昭和38年に大月小移転の際に放置されていたのを平成18年にこちらに移転したそうです。
今度は拝殿の左側の小道を行くと、「多宝塔跡」の看板
石が残っているだけですが、もし復元できたら立派なものになるんでしょうね。
すでに葉桜になってしまっていますが、手水舎の脇に立派な桜の木がありました。
ちょっと前のニュースで、樺崎の民家にイノシシの親子5頭が迷い込んで警察に通報というのがありました。
家人が朝起きて隣の部屋を開けると、布団の上でイノシシの親子が寝ていたとか(^o^)
なんと言うほのぼのニュース(*^_^*)
そのくらい、足利にはイノシシが多いですね。
【樺崎八幡宮関連書籍】
2010年4月発行 「地域の個性をあらわすシンボル」「未来を見通す望遠鏡」である遺跡の過去・現在・未来を、最新の発掘データをふまえ、1冊に凝縮する。
八幡八幡宮土塁発掘調査報告書. 足利市遺跡調査団編. (足利市埋蔵文化財報告 / 足利市教育委員会[編], 第3集). 足利市教育委員会, 1983.10. *現在販売しておりません
足利市の歴史文化の特性と関連文化財群 [PDFファイル/7.64MB]
*情報は掲載時のものです。
変更されている場合がございますので、お出かけの際には事前にご確認ください。
樺崎八幡宮
栃木県足利市樺崎町1723
TEL:0284-41-1529
北関東道「足利IC」すぐ。
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