孔子廟といえば、足利学校ですが、
他にも、湯島聖堂(東京都文京区)、長崎の孔子廟、閑谷学校(岡山県備前市)の聖廟、多久聖廟(佐賀県多久市)、至聖廟(沖縄県那覇市)があります。
孔子繫がりで、湯島聖堂の「孔子祭」(4月28日)に行ってきました♪
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JR御茶ノ水駅
晴れていたせいもありますが、4年ぶりにカメラを買い替えたら、画質が良くなりました♪
FinePix200EXR→F820EXR
丸ノ内線からはすぐです。緑がこんもりしたところが湯島聖堂。
高仰門 額-徳川圀順公爵の筆(元、持明院基輔(藤原基輔)の筆。)
これは、足利学校にはない門です。
青銅の孔子像は巨大です。3m以上ありそう。
入口から孔子廟のある「大成殿」までは、綺麗な庭園になっています。
ここにも、楷樹があります。
入徳門 額-藤原基輔の筆
階段を上がって
杏壇門 額-徳川家達公の筆(元、持明院基輔(藤原基輔)の筆。)
来賓は中国本土ではなく、台湾の方でした。
大成殿 創建:元禄3年(1690) 第5代将軍徳川綱吉
この中に孔子廟があります。
額-伏見宮博恭王の筆(※元々は徳川綱吉の筆による。)
高い天井に、黒×朱塗りの重厚な造りで、中国の宮殿みたいですね。
中央が孔子廟、左右は・・・孟子、顔子、曾子、子思の四賢人を祀っています。
孔子像アップ
賢人の掛け軸
壁画の数々
湯島聖堂は、関東大震災で焼失してしまいましたので、
これらの美術品は、筑波大学芸術学部の学生が模写した作品だそうです。
宥座の器もあります。これは、足利学校にある方が大きいですね(^_^)
やっているのは、二松学舎大学附属高の生徒さんです。
式典で、「孔子頌徳の歌」を合唱していました。
孔子祭りは「釋奠(せきてん)」といって、古く中国で牛や羊などのいけにえを備えて祀ったことに由来します。
湯島聖堂では、毎年4月の第4日曜日に行われます。
神事は、すぐ近くの神田明神の神職が執り行いました。
ちなみに、足利学校では、毎年11月23日に行われます。
お供え物は、果物、お茶、御茶菓子、生たらこ、生の鳥ササミ肉、日本酒等です。
生魚のお供えは、震災後はなぜか写真になったようです^^
献茶は、「煎茶道松風花月流」の家元、お弟子さん達によるものです。
式典終了後は、外でお茶を振る舞われてました。
祭文奉読は、徳川恒孝氏(財団法人斯分会名誉会長)。
徳川宗家第18代当主だそうです。
雅楽の演奏とともに、荘厳な雰囲気で式は進行していきました。
当日の朝、何となく祭りのある神社を探していたら、
湯島聖堂がヒットしたのですが、
なかなか良い行事を見ることができました。
今度は、足利の釋奠にも行ってみたいですね。 ⇒足利市の公式サイト
今年で106回目の予定です。
釋奠は、平成20年に、足利市重要文化財(民俗文化財)に指定されています。
足利学校の釋奠 平成23年前半
https://www.youtube.com/watch?v=YrvPtjr8iFo&feature=youtu.be
足利学校の釋奠 平成23年後半
https://www.youtube.com/watch?v=4FYnmq2pG2Y&feature=youtu.be
出席者は紋付袴&黒留袖で、なかなか良い雰囲気ですね。
オーディエンスは外から椅子に座って見てます。
帰りに売店に寄ってみました。
論語集やポストカード
書の達人による色紙
合格守りに
合格絵馬
論語入りの合格えんぴつ。愛用してます^^
足利にも鉛筆はあったかな・・・。 ⇒最近売っています^^
論語のCDは買って来たけど・・・。
ちなみに、湯島聖堂では御朱印もあります。
足利はあったかな・・・・(汗)
ちょっと見づらいですが、寄付金の額がすごいです。
第一生命、トヨタ、日立製作所 500万円
は分かるとして、
個人でも400万円~100万円という方が何人もいます(@_@)
少し前に足利学校に行ったばかりですが、
重厚感だと湯島聖堂に軍配が上がりますね(>_<)
足利学校の北庭はとっても良いんですが。
あそこで、お抹茶立ててくれたらなぁ。
あとは、植樹した木がもう少し育って、雰囲気が出るといいのかなぁ。
一応、神社もあるので、巫女さんを窓口に置くべし(^^♪
湯島聖堂
東京都文京区湯島1丁目4−25
TEL:03-3251-4606
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